プライベートブランド『LOTTIロッティ』売上の一部は動物基金へ寄付されています。


 
■プライベートブランド“LOTTI ロッティ”
 
当店のオリジナルとして展開している『LOTTI ロッティ』
このブランドは自由気ままな者というコンセプトを基に、当店のスタッフやデザイナー協力のもと何度も試行錯誤を繰り返し作り上げた商品です。
2017年、2月22日(ニャンニャンニャン)の記念すべき日、満を持して発売を開始しました。
 
猫ちゃんのブランドを作るきっかになったのは、猫ちゃんをモチーフにした大人も欲しいと思えるデザインがあったらなぁ・・というところから。
単純に、当店に在籍するスタッフに動物好きが多かったこともきっかけの一つです。
ロッティシリーズはお陰様でご好評いただいておりまして、可愛い猫ちゃんのお写真と共にご感想をいただける機会も増えてきました!
ご感想をいただく度にとても暖かい、嬉しい気持ちになります。


↓当店にご投稿いただいたお写真の一部です。カーテンの隙間から覗く猫ちゃんが可愛すぎます!


 
■世の中は空前の猫ブーム
 
近年猫ちゃんを飼う人が急増していて、このままブームが続けばワンちゃんの飼育数を上回ると言われています。
 
一人暮らしが増えたこと、女性の社会進出が増えたこと等により、散歩が不要でマンションでも買いやすい猫ちゃんを家族に迎えるケースが増えているようです。
猫ちゃんもたらす経済効果は『ネコノミクス』とも言われていて、経済利益は2兆円を超えるとも言われるほど。(驚きですよね!)
 
テレビや雑誌でも猫ちゃんを特集する機会が多くなってきました。
 

 
私は生まれた時からずっと猫ちゃんと暮らしてきました。生粋の猫ちゃん好きと言っても過言ではありません。
そんな私から見て、猫ちゃんブームは嬉しい反面、不安に思う部分もあります。
 
可愛いから、とブームに乗っかり猫ちゃんと暮らし始めたものの、転勤や諸々の事情で手放さないといけなくなったケースや、猫ちゃん自身が病気になってしまい、経済的な理由から面倒を見れなくなってしまうというケースは残念ながら存在するからです。
里親が見つかるまで懸命に探される方もいらっしゃいますが、全ての方がそうだとは限りません。
 
猫ちゃんの平均寿命は嬉しいことにどんどん延びています。ペットフードの充実や医療の進歩もあり、20年を超える長寿猫も今では珍しくはありません。
生まれてから成人するまでの期間と考えると、20年はとても長いです。
20年。どんなことがあっても手放さず一緒に暮らすという意思がない限り動物を迎えるべきではないと私は考えています。
 
ここからは少し重い話はなりますが、環境省の発表によると日本では年間8万匹以上の捨て猫・野良猫が殺処分されていると言われています。
保護団体、自治体、ボランティア活動などのお陰もあり、これでも10年前に比べると4分の1に減っているそうです。
減少しているとは言え、8万匹ってとてつもない数字だと思いませんか?
 
私を含め、猫ちゃんを家族として迎え愛情をもって暮らしている方々からすると、信じられないほど心が痛む問題です。
 
 

 
■猫ちゃんを愛する“温かい気持ち”を形に
 
皆さんは動物基金をご存知でしょうか。
 
“殺処分ゼロ”の実現に向け、犬猫の不妊手術奨励事業(野良猫の繁殖を防止するため)や新たな飼い主を見つける活動を支援している財団です。
悲劇の猫ちゃんが減ってきている背景にはこういった団体のたゆまぬ努力があります。
 
びっくりカーテンでもできることはないかな・・と考えた時に、保護団体に寄付してはどうか?という意見が出ました。
当店でロッティシリーズのカーテンをお買い求めいただいたのも一つのご縁と感じています。
猫ちゃんが好きという温かい気持ちを少しでも形に変え、不幸な猫ちゃんをなくすための一歩となれば最高ではありませんか?
 
ロッティシリーズを販売開始して約半年が経ちました。売れたカーテン枚数は425枚。
これを一つの区切りに、カーテン1枚=100円として総額42,500円を動物基金に寄付することとしました。
 
募金については今後も継続して行っていきたいと考えています。
 

 
私はいつも単純だと言われるのですが、10年で殺処分を4分の1にできたのだから、あと10年したらほぼゼロになるのでは!と期待せずにはいられません。(単純ですよね・・)
 
「10年前は猫が8万匹も殺処分されてたらしいよ」「えーー!信じられない!」という会話が普通になることを期待しつつ、微力ながら支援していきたいと思います。
 
不幸な猫ちゃんがいなくなること、日本中の猫ちゃんがハッピーになること。びっくりカーテンはただ切に願っています。
 

 
<コラム担当:羽田>
 
 
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