ココハナ「スタッフの、ここだけのはなし」vol.113 ~窓からの冷気と闘う!~

あけましておめでとうございます!スタッフの西山です!
歳を追うごとに一年の経つスピードが早く感じる今日この頃ですが、何回迎えてもクリスマスや年末、お正月って特別な感じがして、いつもワクワクしてしまいます。
昨年はコロナで外食もそこそこ、イベント事も自粛していたので、お正月くらいは!と贅沢にカニやらお肉やらお魚やらをたらふく買い込み、とにかく食いだおれのスタートダッシュを決め込みました。
そして、美味いものを食えば酒が進むことは太古の昔より定められています。
年始最初のリサイクルゴミの日、常軌を逸した空き缶(酒類)の量を見て、2021年は減酒しようと誓いました…。
 
さて、今回は、美味しいごはんで昨年よりひと回り大きくなった西山の、最近の悩みについてです。

 
 

ちょうど先週ごろから日本列島は強烈な寒波に覆われ、私の住む大阪府でも、肌が痛くなるほど急激に寒くなりました。
昨年は雪も降らずそこそこの寒さで終わった大阪の冬ですが、今年は本当に寒いです!
靴下を3枚履いても終日足が冷たいままで、雪が積もる地域にお住まいの方は偉大だなと感じました。
 
外はもちろん寒いのですが、ここまで寒くなると、家の中も寒い!
どこもかしこも締め切ってるのに、どこからか冷気が……!

 
 

窓でした。
 
家の立地・周りの建物の配置によるものと思うのですが、二つある掃き出し窓(床までの窓)の片方が、強烈な冷気を発しているのに気付きました。
もう片方ももちろんゼロではないですが、こんなに差、出る!?ってなくらい、本当に強烈です。
レースは遮熱機能を備えたもの、厚地カーテンはデザイン重視ですが結構厚手のものをかけているのでマシな方なのかもしれませんが、差がある分余計に気になる。
入ってくるものはしょうがないので、まずは調査です。
 
冷気がとめどなく押し寄せる窓辺に立ち、どこから来るかと手やら顔やらを近づけて確認します。
さすがにレースと厚地の二重の厚みがあるので、布を通して入ってきているわけではなく、やっぱり隙間でした。
床と裾の間の隙間や、左右2枚の合わせ目、両端など、あらゆる隙間からガンガン冷気が来ています。
 
窓に貼る断熱シートや、窓の作り自体に隙間がある場合はそれを塞ぐテープなど、検索すると色々出てきますが、私はカーテン屋。
カーテンでなんとかしたい!
 
そこで、普段からお客様にご提案させていただいている下記2点をを導入予定です。
窓からの冷気で悩む同胞たちにもぜひ知っていただきたいので、まとめました。

 
 

【リターン】
カーテンレールは、大体部屋側に向かって二列並んでいます。
カーテンをかけても窓との間は結構距離があり、左右の隙間は無防備。冷気も熱気も入りたい放題です。
そこに蓋をするのがリターン!
 
厚地カーテンの端を90度ぐいっと曲げて、左右も防いでしまいます。
これは、レールの動かない輪っかにフックをかけるので、カーテンを開けている時もずっと蓋をしている状態です。
窓側レールの固定の輪っかを使うので、リターン用の輪っかがない場合はレースカーテンを固定できなくなってしまいますが、お使いのレールの種類がわかれば、リターン用の金具を後から付けることも可能です。
装飾レールでもできますし、幅サイズに余裕があれば今お使いのカーテンでもすぐお試しいただけます!
※二列並んでいるダブルタイプのレールのみ対応です。

 

 

 

リターンは冷気を防ぐことはもちろん、光の侵入も抑えることができるので、お部屋を暗くして眠りたい方にも人気です!

 
 

【丈を長くする】
掃き出し窓のカーテン丈は、床上-1センチほどがおすすめです。
裾が床に着くと開け閉めの際に床に擦れて汚れてしまったり、開け閉めが多いといずれ破れてしまう恐れからのおすすめ寸法ですが、隙間を防ぎたいならこんなのは無視です。
実際に、寒い地域のお客様とお話ししていると、オーバーサイズの丈は当たり前の認識でいらっしゃる方も多いようです。
また、最近は床にふわっと広げるような、ゆるくカーテンを掛ける方法もおしゃれで人気ですので、一石二鳥の時代が到来しています!
冬のおしゃれは我慢(もしくはおしゃれを我慢)といった時代は終わったようです。
 

 

 

とはいえ、床というのは掃除しても掃除してもホコリや汚れが溜まるもの。
窓によってはすごい面積・重量にもなるカーテンを、毎週洗うなんてことは現実的ではありません。
せめて、せめて床に付く部分だけでも洗えたら………

 
 


 

 

洗えます!
この遮熱カーテン<エコ美人>は、裾だけ取り外すことができるので、パチパチ取り外して洗濯機へポイーでOK!
洗濯面はもちろんですが、取り外せるということは、寒くない時期は外しておいて、床上サイズで使用することもできるわけです。
寒いのは嫌だけど手間は取りたくないし暖かくなったら普通のサイズに戻したいという人間の煩悩を優しく包み込んでくれる…。
室温も心も温かくなる<エコ美人>、おすすめです。

 
 

と、ここまで書いておいてなんですが、窓回りの防寒については、エミゴンさんがもっとわかりやすくまとめてくださっています!
是非ぜひ!こちらもご覧ください!

【  TBL VOL.117 カーテンでできる窓周りの防寒対策  】
https://www.bicklycurtain.com/present/2020/11/09/tbl_vol-117/

 
 

今回は、私の煩悩まみれの防寒対策をお送りしました。
半月前に除夜の鐘を聞いたはずなのに、煩悩が全く払いきれていません…
今月もまだまだ美味しいもの食べたい!暖かい部屋でごろごろしたい!
再度自粛生活が求められる2021年1月、ぬくぬくのおうち時間を過ごすため、防寒対策は念入りにしましょう!

 

それではまた次回!