TBL VOL.39 新年のおでかけ<紀州・加太>の巻!

 

【TBL VOL.39  新年のおでかけ<紀州・加太>の巻!】

 

 
みなさま、明けましておめでとうございます!(p´Ο`q)
今年年最初の【TBLブログ】を担当させていただく、あまんだ・ら・かまんだらです。
 
年末年始はゴロゴロ&ごちそうを食べて過ごし、もう今日は鏡開き。
すっかり年も明けきっているのですが、
新年1本目、ということで新春らしいお話を(..◜ᴗ◝..)
 
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ところで皆様、今年の初詣はどちらに行かれましたか?
 
我が家では除夜の鐘を聞いた後に夫の実家近くの神社に初詣に行き、縁起物の餅を買ってくるのですが、
私だけは「新年のご挨拶は初参りをした神社に」、ということでその時はお留守番。
(深夜寒いのが嫌だというのもありますが)
元旦の夕方には自宅から田舎に移動するので、私は実家近くの神社に詣でます。
 
そこで、今回は私が例年初詣に行く「淡島神社」をご紹介したいと思います。
 
▲和歌山市加太にある【淡島神社】本殿▲
 
淡島神社(地元の人は「あわしまさん」と呼んでいます)は一言でいえば「女性のための神社」。
昔から婦人病や子宝・安産などにご利益があると言われていて、婦人病の願掛けでは絵馬の代わりになんと「パンツ」が奉納されています!
尚、神社の社務所でも新品のパンツ(朱印押済)はお守りと一緒に売ってます(*^^*)
 
昔は普通の絵馬や千羽鶴の隣にずらーっとぶら下がっていたので、そのパンツを盗む泥棒も・・・
なんて罰当たりな!ヽ(`Д´)ノ
そのため今は盗まれないよう、鍵のかかった格子の奥に入れてくださいと張り紙がされています。
 
▼新年なのですっきりしていますがパンツはこちらに奉納します(左)▼

▲人形以外にも「北海道の木彫りの熊」や「信楽焼の狸」も(右)▲

 
女性の味方、ということで夫や彼氏の浮気封じの願いも聞いていただけるようです。
そのために納められているのは・・・( ̄ー ̄) ぜひ現地でお確かめください。
 
 
こちらの神社で一番有名なのは【人形供養】。無数の人形が境内や本殿の中にもびっしり並んでします。
(フランス人形、博多人形、干支の置物など、様々な種類のものがカテゴリーごとに分かれて置かれてます。
少し前からはUFOキャッチャー景品のぬいぐるみなどまで種類が増えたため、現在は基本お雛様などの人形のみの受付になっているようです。)
 
▼招き猫だらけ▼

▲日本人形・干支の置物コーナー(左)▲

 
昔は年末テレビを買うと「干支の置物」がプレゼントされました。ブラウン管はTVの上に載せられましたが、薄型テレビは無理ですね。
 
 
▼お雛様は別格なのか本殿の中にありました。▼

▲【紀文の帆柱】▲

 
右側の画像は江戸時代にみかんで財を成した「紀国屋文左衛門の船の帆柱」と言われています。文左衛門はこのあたりの生まれだったとの言い伝えもあります。※諸説あり
子供の頃は「賢くなるから」と言われて数えきれないくらい穴をくぐりました。今も時々、大人が挟まって動けなくなっていることがあります・・・(´Д`;)
 
 
有名な行事としては毎年3月3日に【雛流し】があり、毎年大勢の観光客が訪れます。
納められたお雛様を乗せた木船を女性だけで担ぎ、海岸まで運んで海に流します。その木船は地元の船大工さんが、漁船の伝統的な製法で造られています。
(もちろん、海に人形を流した後はきちんと沖で漁師さんが回収するので海流ごみにはなりません。)
 
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その後はお正月のごちそうですっかり運動不足になったのを感じたので、さらに腹ごなしにと近くの山の上にある「行者堂」に向かいました。

▲階段を上りきって振り返るとこんな感じ▲

 
▼117段の階段を上がってくと、こじんまりとしたお堂が見えます。
 
この「阿字ヶ峰行者堂」は葛城修験道の開祖である役小角(えんのおずの)が滞在していたとも、後陽成天皇の皇子の道晃法親王が葛城修行のときに建立したともいわれています。
役小角には呪術の使い手だったそうなので、今なら超能力者。ということはアベンジャーズの一員でもおかしくないかも・・・などと意味なく妄想。
後陽成天皇は歴史の授業で習った覚えがありますね。(戦国時代:秀吉⇒関白、家康⇒将軍、とセットで)
 
平安時代以降、対岸の友ヶ島には山伏が修行する「行場」があり、その前に滞在するこの場所は修験道では重要な拠点。今も修行の時期には大勢の山伏の方が利用されているそうです。
そういえば子供の頃には、山伏の姿を見るのは珍しくありませんでした。
 
ここはあくまで修験道の聖地、派手さも説明看板もない。
興味がない人には地味~なお堂がぽつんとあるだけの場所かもしれません。
でも高台にあるので、景色は抜群!!
 
 
▼ここから見える景色が一番のお気に入りです。❤(^O^)/❤
万葉集にも詠われた形見の浦(=加太の入江)・妹が島(=友が島)。
「藻刈り舟 沖漕ぎ来らし 妹が島 形見の浦に 鶴翔る見ゆ」
(もかりふね おきごきくらし いもがしま かたみのうらに たづかけるみ)
 
藻、というのはワカメとか海藻のようですが、鶴とは???
今は動物園とか北海道や北陸に行かないと見れませんが、昔はこの海の近くでも鶴がいたんですね!Σ(๏д๏)!
 
奥は淡路島。写真には写っていませんが、夜には島の右側に明石海峡大橋のライトアップがぼんやり見えます。
小さくて赤いお魚のアニメに出てきそうな風景だなと思ってます。
手前にある友が島には、明治時代にできた灯台や旧日本軍の砲台跡などがあり、最近は人気の観光スポットとなっています。
▼巨人兵が出てきそうな友が島の武器庫跡▼

 
 
今回、行者堂の情報を改めて調べていると、子供の頃に通ったそろばん教室が、実は修験者を接待するための「迎之坊(宿舎)」だったと知りました。
古くて大きなお屋敷でお庭もすごく広くて、「籠」が軒先に置いてあったりしたので単に庄屋か何かだと・・・そんなに由緒ある場所だったとは!
よく知っていると思っていた場所も、改めて調べてみるとなかなか興味深いです。
 
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◎美味しい魚介類が食べたい方(特に鯛!)
◎さざ波を聞きながらほっこりしたい方(時期によってはグランピングもできるようです)
◎瀬戸内海に沈む夕陽を見て心を洗いたい方
◎パワースポットで幸せを願いたい方
◎コスプレして「バルス」と叫びたい方
 
ぜひ、【紀州加太・友が島】へლ(´∀`ლ) 温泉もありますよ~!
 
▼「和歌山の夕陽100選」にも選ばれた紀淡海峡に沈む夕陽もおすすめです\(^o^)/

 
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いよいよインフルエンザが流行しはじめたということで、皆様お体には気を付けて!
がんばれ受験生!(わが子も含め)
 
 
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・新生活特集ページ
 
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